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【斉白石作品選】全17種の買取価格は?鑑定価値&売買相場《まとめ》

切手

外国切手の中でも日本では身近になっているのが、お隣の中国切手でしょう。中国切手の中にはプレミアがつくものも多く、その1つが斉白石作品選です。

中国で最も有名な画家の斉白石の作品を切手にしたものになります。単片切手が16種類と小型シートを合わせて、全部で17種類があります。

1枚ずつの買取相場は、さほど高くありません。ここでは斉白石作品選の買取価格などを、詳しく見ていきましょう。

【全17種類】斉白石作品選の買取価格・鑑定価値《売買相場一覧》

斉白石作品選は小型シートも含めると、全部で17種類あります。額面別に別れていて、4分~60分までで16種類も発行されているのです。この斉白石作品選シリーズの買取価格を検証していきます。

①【ボタン(4分)】鑑定価値と買取価格相場

noimage 時代 1980年
価値 D
相場 未使用通常品だと20円~30円程度
美品でも50円前後
使用済みだと10円~30円程度
額面・種類 4分
画像出典 なし

斉白石作品選の額面4分には2種類あります。その1つがボタンです。中国ではボタンと言うと、富貴の花とされるのです。中国原産である花で、あまねく花を見るも、この花に勝るものなしと詠われるほどの花になります。

  • 未使用通常品だと20円~30円程度
  • 美品でも50円前後
  • 使用済みだと10円~30円程度

額面以上の買取価格にはなっているのですが、基本的に単品での買取相場は高くありません。

②【リスとブドウ(4分)】鑑定価値と買取価格相場

noimage 時代 1980年
価値 D
相場 通常品の買取価格は20円~30円前後
未使用美品は30円~50円程度
使用済みは10円~40円前後
額面・種類 4分
画像出典 なし

斉白石作品選シリーズの額面4分のもう1種類がリスとブドウです。墨で描かれたリスとブドウなのですが、墨のにじみなどをいかした書き方が特徴的だと言えます。リスの躍動感ある姿は、斉白石ならではでしょう。

  • 通常品の買取価格は20円~30円前後
  • 未使用美品は30円~50円程度
  • 使用済みは10円~40円前後

基本的に斉白石作品選シリーズの低額面切手は、さほど買取相場が高くなっていません。そのため売却するのなら纏めた方がいいでしょう。

③【カニと酒(8分)】鑑定価値と買取価格相場

noimage 時代 1980年
価値 D
相場 通常品の買取価格は20円~50円程度
美品だと50円~60円前後
使用済みで10円~20円程度
額面・種類 8分
画像出典 なし

斉白石作品選シリーズの額面8分は6種類の図案があります。その1つがカニと酒です。中国でカニと言えば上海蟹のイメージがあるでしょうが、この作品で描かれているカニは違います。素朴なタッチは中国のピカソとも言われる所以です。

  • 通常品の買取価格は20円~50円程度
  • 美品だと50円~60円前後
  • 使用済みで10円~20円程度

額面8分の斉白石作品選シリーズも、買取価格はさほど高くありません。特に使用済みについては、業者によって買取拒否される可能性もあるでしょう。

④【おたまじゃくし(8分)】鑑定価値と買取価格相場

noimage 時代 1980年
価値 D
相場 未使用通常品の買取価格は20円~50円前後
美品だとバラ1枚で50円~60円程度
使用済みでも10円~20円前後
額面・種類 8分
画像出典 なし

斉白石作品選の額面8分には、おたまじゃくしが図案となったものもあります。中国の農村部では、子供に生きたおたまじゃくしを食べさせる風習があるそうです。丈夫な体になるとのことで、こうした文化は今でも残っています。

  • 未使用通常品の買取価格は20円~50円前後
  • 美品だとバラ1枚で50円~60円程度
  • 使用済みでも10円~20円前後

買取価格としてはあまり高くなっていませんので、売却する場合は他の切手と一緒に鑑定を受けるようにしてください。

⑤【ひよこ(8分)】鑑定価値と買取価格相場

noimage 時代 1980年
価値 D
相場 通常品の買取価格は20円~50円程度
美品の未使用品だと50円~60円前後
使用済みでも10円~20円前後
額面・種類 8分
画像出典 なし

斉白石作品選の8分に描かれている図案の1つがひよこです。墨のにじみを上手く使った作品で、ひよこのふわふわとした羽毛が表現されています。こうした墨の使い方が斉白石の特徴だと言えるでしょう。

  • 通常品の買取価格は20円~50円程度
  • 美品の未使用品だと50円~60円前後
  • 使用済みでも10円~20円前後

買取相場の特徴としては、通常品でも高く買取をしてくれる業者だと美品とさほど変わらない価格になる点です。

⑥【はす(8分)】鑑定価値と買取価格相場

noimage 時代 1980年
価値 D
相場 通常品の買取価格は20円~50円程度
美品のバラ1枚だと50円~60円前後
使用済みは10円~20円
額面・種類 8分
画像出典 なし

斉白石作品選の8分図案の1つが蓮です。中国では蓮といえば縁起の良い植物として知られています。斉白石の蓮は伸びやかな茎が描かれていて、赤く色づいた蓮の花が印象的な1枚です。

  • 通常品の買取価格は20円~50円程度
  • 美品のバラ1枚だと50円~60円前後
  • 使用済みは10円~20円

使用済みだとほぼ買取価格がつきません。斉白石作品選はシリーズで揃えると買取額がアップします。

⑦【紅梅(8分)】鑑定価値と買取価格相場

noimage 時代 1980年
価値 D
相場 買取価格は20円~50円程度
美品の買取価格が50円~60円前後
使用済みだと10円~20円程度
額面・種類 8分
画像出典 なし

斉白石作品選の額面8分には紅梅図もあります。梅は中国が原産とされる植物で、日本には薬として伝わったという説もあるそうです。2000年前に書かれた中国でも最古の薬物学の書物にも、梅の効果が記載されています。

  • 買取価格は20円~50円程度
  • 美品の買取価格が50円~60円前後
  • 使用済みだと10円~20円程度

斉白石作品選の紅梅は鮮やかな色で梅の花が描かれているのが特徴です。その華やかさの裏で墨で描かれた梅の枝には、力強さもあります。

⑧【カワセミ(8分)】鑑定価値と買取価格相場

noimage 時代 1980年
価値 D
相場 通常品の買取価格は20円~50円前後
美品でも50円~60円程度
使用済みだと10円~20円前後
額面・種類 8分
画像出典 なし

斉白石作品選の額面8分で最後の図案になるのがカワセミです。日本では翡翠と角のですが、雄を翡が表していて雌は翠になります。ちなみに中国では翠鳥という書き方をするそうです。

  • 通常品の買取価格は20円~50円前後
  • 美品でも50円~60円程度
  • 使用済みだと10円~20円前後

斉白石作品選シリーズのカワセミも、買取価格としては高くありません。そのため纏めて鑑定を受けることで、若干買取額がアップするでしょう。

⑨【ひょうたん(10分)】鑑定価値と買取価格相場

noimage 時代 1980年
価値 D
相場 通常品の買取価格は30円~50円前後
美品バラ1枚だと50円~100円程度
使用済みだと10円~50円前後
額面・種類 10分
画像出典 なし

斉白石作品選の額面10分以降は、60分を除いて図案が1つだけになります。10分には瓢箪図が採用されました。中国では瓢箪と言えば、伝説上の人物が携えていることが多いものです。

  • 通常品の買取価格は30円~50円前後
  • 美品バラ1枚だと50円~100円程度
  • 使用済みだと10円~50円前後

斉白石は瓢箪を題材とした絵を幾つか残しています。いずれもツルの力強さや、瓢箪の実が素朴なタッチで描かれているのが特徴です。

⑩【秋の声(20分)】鑑定価値と買取価格相場

noimage 時代 1980年
価値 D
相場 通常品の買取価格は30円~50円前後
美品だと50円~100円程度
使用済みでも10円~50円前後
額面・種類 20分
画像出典 なし

斉白石作品選の額面20分では秋の声が採用されています。中国でも秋と言えば日本とさほどイメージは変わりません。紅葉を楽しんだりしますし、中秋の名月というのは、もともと中国の中秋節からきたものです。

  • 通常品の買取価格は30円~50円前後
  • 美品だと50円~100円程度
  • 使用済みでも10円~50円前後

額面が少し高くなってきたこともあり、買取額も若干ですが低額面のものよりも高くなっているのが特徴でしょう。

⑪【ふじ(30分)】鑑定価値と買取価格相場

noimage 時代 1980年
価値 D
相場 買取価格は50円~80円前後
美品だと80円~150円程度
使用済みは10円~50円前後
額面・種類 30分
画像出典 なし

斉白石作品選シリーズの30分には藤の図が採用されています。中国では藤の花は縁起の良いものとされているそうです。春になると藤の花を鑑賞するツアーが組まれるほど人気があります。

  • 買取価格は50円~80円前後
  • 美品だと80円~150円程度
  • 使用済みは10円~50円前後

額面が30分のものは若干ですが買取価格も高めだと言えます。使用済みでも最高で50円前後の買取価格になるでしょう。

⑫【菊(40分)】鑑定価値と買取価格相場

noimage 時代 1980年
価値 D
相場 通常品の買取価格は400円~800円程度
美品バラ1枚でも800円~1200円前後
使用済みでも100円~250円前後
額面・種類 40分
画像出典 なし

斉白石作品選の40分には菊の図が採用されています。菊と言えば日本のイメージかもしれませんが、実は中国から持ち込まれた花です。中国の菊花栽培は紀元前1000年の昔にまで遡ることができ、それだけ日常にある花だと言えます。

  • 通常品の買取価格は400円~800円程度
  • 美品バラ1枚でも800円~1200円前後
  • 使用済みでも100円~250円前後

斉白石作品選シリーズの中でも、買取額はかなり高い部類に入ります。そのため発見したのなら、専門家に鑑定を受けましょう。

⑬【海老(50分)】鑑定価値と買取価格相場

noimage 時代 1980年
価値 D
相場 通常品の買取価格は50円~100円程度
美品だと100円~200円程度
使用済みは20円~50円程度
額面・種類 50分
画像出典 なし

斉白石作品選の50分は海老図が描かれています。中国では海老と言えば腰が自在に動くことから昇進など縁起の良いものだそうです。

斉白石は障害で海老の図は多く残していて、それは農村出身で身近な生き物だったからかもしれません。

  • 通常品の買取価格は50円~100円程度
  • 美品だと100円~200円程度
  • 使用済みは20円~50円程度

40分の買取価格が高めだったので買取額が低く感じますが、これまでの斉白石作品選シリーズでは高値をつけている方です。

⑭【レイシ(55分)】鑑定価値と買取価格相場

noimage 時代 1980年
価値 D
相場 未使用品の通常品質だと50円~100円前後
美品バラ1枚だと100円~200円前後
使用済みで20円~60円程度
額面・種類 55分
画像出典 なし

斉白石作品選の額面55分には霊芝が採用されました。霊芝はご存知の人も多いでしょうが、漢方薬の材料として有名なきのこです。中国では不老長寿の仙草として珍重されていて、実に2000年も前から利用されてきました。

  • 未使用品の通常品質だと50円~100円前後
  • 美品バラ1枚だと100円~200円前後
  • 使用済みで20円~60円程度

斉白石作品選シリーズの買取価格として、比較的に高値をつけています。美品なら200円程度は期待できるでしょう。

⑮【白菜ときのこ(60分)】鑑定価値と買取価格相場

noimage 時代 1980年
価値 D
相場 通常品の買取価格は400円~800円前後
美品だと800円~1400円程度
使用済みは70円~300円前後
額面・種類 60分
画像出典 なし

斉白石作品選の額面60分には2つの図案があります。1つが白菜ときのこです。斉白石は身近な物を題材として筆をとることが多く、この白菜ときのこも代表的なものだと言えるでしょう。

  • 通常品の買取価格は400円~800円前後
  • 美品だと800円~1400円程度
  • 使用済みは70円~300円前後

斉白石作品選シリーズで最も高値をつけているのが、額面60分の白菜ときのこになります。

⑯【桃(60分)】鑑定価値と買取価格相場

noimage 時代 1980年
価値 D
相場 通常品の買取価格は100円~200円前後
美品でも200円~500円程度
使用済みだと50円~150円前後
額面・種類 60分
画像出典 なし

斉白石作品選の60分のもう1つの図案に採用されているのが桃になります。中国が原産地だと言われている果物で、不老長寿や幸運の果実といったイメージがある果物です。

  • 通常品の買取価格は100円~200円前後
  • 美品でも200円~500円程度
  • 使用済みだと50円~150円前後

同じ額面が60分でも白菜ときのこと比べると、買取価格がかなり落ちているのがわかります。

⑰【2元小型シート】鑑定価値と買取価格相場

noimage 時代 1980年
価値 C
相場 通常品の買取価格は5000円~1万円前後
美品ならバラ1枚でも1万円~2万円前後
使用済みでも1200円~4000円程度
額面・種類 小型シート
画像出典 なし

斉白石作品選シリーズの最後に2元小型シートを紹介しておきます。同シリーズで最も希少価値が高いのは、この小型シートです。他の中国切手もそうですが、小型シートは発行枚数が極端に少ないことから買取額が高くなっています。

  • 通常品の買取価格は5000円~1万円前後
  • 美品ならバラ1枚でも1万円~2万円前後
  • 使用済みでも1200円~4000円程度

斉白石作品選シリーズでは、唯一1万円を超えてくる買取価格がついています。非常に珍しいため、小型シートを入手するのは難しいでしょう。

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切手

最後に斉白石作品選切手について見ておきます。中国で1980年に発行されたもので額面は4分~60分まで発行されました。図案は16種類あり、それぞれに斉白石の描いた図が採用されています。

また単片切手とは別に2元の小型シートも発行されました。こちらは極端に発行枚数が少ないことから、希少価値が高くなっています。

ポイント

日本では斉白石の名はさほど有名ではありませんが、実は中国のピカソと言われるほどの作家です。

中国の現代美術界を代表する作家の1人で、その画風は朴訥ながらも親しみがあるとして高い人気があります。もとは湖南省の貧農の家に生まれ、幼い時から体が弱く絵を描いて過ごしていたそうです。

その後は大工や家具職人として生計を立てていたのですが、27歳になって本格的に絵を学び始めます。花鳥や鳥獣など身近なものをテーマとしたものが多いのも特徴でしょう。

斉白石作品選切手はそうした絵を採用しているだけあって、縦長の作りになっています。いわゆる掛け軸のような紙に描かれていたので、それに合わせて縦に長くした切手なのです。

まとめ

切手

斉白石作品選切手についての情報でした。1980年に中国で発行された普通切手です。額面は4分~60分まであり、図案としては16種類が発行されました。

これに加えて2元小型シートがあるため、シリーズは17種類となります。比較的に近い時代に発行されただけあって、基本的に希少価値は高くありません。

美品でも100円程度の買取額になれば十分でしょう。ただし額面40分の菊と額面60分の白菜ときのこには、美品なら1000円以上の買取相場がついています。