切手の種類

【全10種類】第一次新昭和切手の買取価格いくら?鑑定価値&売買相場《まとめ》

昭和は長期間であったため、様々な切手が発行されています。大まかに第二次大戦前と後に分けられていて、大戦後のものは新という表記がつく形です。

ここでは第一次新昭和切手について解説していきましょう。第一次新昭和切手は戦後の短い期間に発行された切手です。この第一次新昭和切手には、どのくらいの買取価格がついているのでしょうか。

額面以上の値段で取引されるプレミア切手ばかりなのですが、その価格がどの程度になるのか1枚ずつ詳しく調べてみました。

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【全10種類】第一次新昭和切手の買取価格・鑑定価値・売買相場《一覧表》

第一次新昭和切手は10種類発行されています。額面としては15銭~100円までとなっています。額面ごとに買取価格も違いますので、1つずつの額面について買取価格を確認していきましょう。

①【第一次新昭和切手15銭(前島密)】鑑定価値と買取価格相場

第一次新昭和切手15銭(前島密) 時代 1946年
価値 D
相場 未使用品で30円~500円程度
使用済みでも1円~20円程度
額面・種類 15銭・前島密
画像出典 日本郵便趣味協会

第一次新昭和切手で最も低い額面が15銭になります。図案として採用されたのは前島密の肖像画です。前島密は明治時代の初期に、日本の郵便制度を作った中心人物になります。

  • 買取価格は未使用品で30円~500円程度
  • 使用済みでも1円~20円程度
  • 用紙が白紙で透かしはよこすかしである場合は1500円程度での買取額になる

一般的な保存状態のものだと、だいたい150円程度になるでしょう。保存状態が良ければ500円程度になる形です。

②【第一次新昭和切手30銭(五重塔)】鑑定価値と買取価格相場

第一次新昭和切手30銭(五重塔) 時代 1946年
価値 D
相場 平均して10円~500円程度
使用済みでも1円~20円程度
額面・種類 30銭・五重塔
画像出典 日本郵便趣味協会

第一次新昭和切手の30銭は法隆寺の五重塔がデザインとして採用されました。ただし刷色にはバラツキがあって、用紙も均一ではありません。そのため幾つかの種類に分けられるのですが、素人では判別できないでしょう。

  • 買取価格は平均して10円~500円程度
  • 使用済みでも1円~20円程度

幾つかの種類の中では民間の印刷会社が製造したもので、裏糊がついているものの希少価値が高くなっています。この切手だと買取額が500円程度になると考えてください。

③【第一次新昭和切手1円(山下白雨)】鑑定価値と買取価格相場

第一次新昭和切手1円(山下白雨) 時代 1946年
価値 D
相場 買取価格は40円~100円前後
使用済みでも1円~15円程度
額面・種類 1円・山下白雨
画像出典 日本郵便趣味協会

第一次新昭和切手の1円には山下白雨が図案になっています。葛飾北斎が描いた富嶽三十六景の1つで、黒富士とも呼ばれているものです。同じ図案は他のシリーズでも採用されています。

  • 買取価格は40円~100円前後
  • 使用済みでも1円~15円程度

一般的な保存状態のものなら、未使用品で50円~60円が上限でしょう。保存状態が良い美品である場合は、100円程度の価値になります。

④【第一次新昭和切手1.3円(落雁図)】鑑定価値と買取価格相場

第一次新昭和切手1.3円(落雁図) 時代 1946年
価値 D
相場 買取価格は60円~250円程度
使用済みなら20円~100円程度
額面・種類 1.3円・落雁図
画像出典 日本郵便趣味協会

第一次新昭和切手の額面には中途半端なものもあります。これは当時の郵便料金に合わせたものだからです。その1つが1.3円になります。正確には1円30銭切手です。

  • 買取価格は60円~250円程度
  • 使用済みなら20円~100円程度

図案に採用されているのは葛飾北斎の落雁図になります。当時は速達郵便や書留用として使われていたそうです。一般的な状態だと100円程度の買取額になるでしょう。

⑤【第一次新昭和切手1.5円(錦帯橋)】鑑定価値と買取価格相場

第一次新昭和切手1.5円(錦帯橋) 時代 1946年
価値 D
相場 買取価格は50円~200円前後
使用済みだと15円~50円程度
額面・種類 1.5円・錦帯橋
画像出典 日本郵便趣味協会

第一次新昭和切手には1.5銭という額面もあります。デザインとして採用されているのは錦帯橋です。錦帯橋は山口県の岩国市の錦川にかかっている橋のことです。木造アーチという珍しい形状で、観光スポットとしても人気があります。

  • 買取価格は50円~200円前後
  • 使用済みだと15円~50円程度

1.5銭切手は主に2kgまでの書留小包郵便に使われていました。保存状態の良い美品の未使用品ならバラ1枚で200円程度にはなるでしょう。

⑥【第一次新昭和切手2円(清水寺)】鑑定価値と買取価格相場

第一次新昭和切手2円(清水寺) 時代 1946年
価値 D
相場 未使用品バラ1枚は50円~200円程度
使用済みだと1円~20円程度
額面・種類 2円・清水寺
画像出典 日本郵便趣味協会

第一次新昭和切手には清水寺がデザインとして採用されました。清水寺は京都の東山区にあるお寺です。

世界遺産にも登録されていて、修学旅行で訪れる人も多いことで有名でしょう。また最近では今年の漢字が発表される場所としても知られています。

  • 未使用品バラ1枚の買取価格は50円~200円程度
  • 使用済みだと1円~20円程度

清水寺はこの第一次新昭和切手以外にも、京都切手展記念切手のデザインとしても採用されています。

⑦【第一次新昭和切手5円(金魚)】鑑定価値と買取価格相場

第一次新昭和切手5円(金魚) 時代 1946年
価値 D
相場 バラ1枚で200円~500円程度
使用済みだと15円~50円程度
額面・種類 5円・金魚
画像出典 日本郵便趣味協会

第一次新昭和切手の額面5円には、図案として金魚が採用されました。こうした図案が採用されているのが、戦後発行となった切手の特徴とも言えるでしょう。

  • 買取価格はバラ1枚で200円~500円程度
  • 使用済みだと15円~50円程度

第一次新昭和切手の5円切手には、裏糊があるものとないものがあります。どちらかと言えば裏糊がない切手の方が買取価格は高くなるでしょう。ただ実際には同程度だと考えてください。

⑧【第一次新昭和切手10円(梅花)】鑑定価値と買取価格相場

第一次新昭和切手10円(梅花) 時代 1947年
価値 D
相場 バラ1枚で500円~2500円程度
使用済みでも50円~100円程度
額面・種類 10円・梅花
画像出典 日本郵便趣味協会

第一次新昭和切手の10円に採用されたデザインは梅花となっています。これと同じ図案のものが第三次昭和切手にもあるのですが、印刷されたインクの色など細かい違いがあるので判別は難しくありません。

  • 買取価格はバラ1枚で500円~2500円程度
  • 使用済みでも50円~100円程度

買取価格が高いのは希少価値が高いためです。昭和22年の3月に発行されましたが、約2ヶ月後には新しい切手が発行されています。

そのためごく短い期間しか使われなかったことで、買取額が高くなっているのです。

⑨【第一次新昭和切手50円(洞水の能面)】鑑定価値と買取価格相場

第一次新昭和切手50円(洞水の能面) 時代 1946年
価値 D
相場 買取価格は2000円~6000円程度
使用済みでも40円~150円程度
額面・種類 50円・洞水の能面
画像出典 日本郵便趣味協会

第一次新昭和切手の50円には洞水の能面が図案として採用されました。洞水というのは出目洞水のことです。出目家は能面師の家系で、洞水は5代目にあたります。ちなみに能面の種類でいう若女が採用されました。

  • 買取価格は2000円~6000円程度
  • 使用済みでも40円~150円程度

額面が大きい切手なのですが、主に郵便以外の用途で使われていたそうです。希少価値が高く、未使用品だとバラ1枚でも買取額に期待できるでしょう。

⑩【第一次新昭和切手100円(梅花模様)】鑑定価値と買取価格相場

第一次新昭和切手100円(梅花模様) 時代 1946年
価値 D
相場 買取価格は1500円~5000円程度
使用済みだと上限100円前後
額面・種類 100円・梅花模様
画像出典 日本郵便趣味協会

第一次新昭和切手の100円額面には梅花模様がデザインされています。こちらの切手も高額するため、一般的な用途で使われることはほぼありませんでした。主に郵便以外の用途で使われていたと推測されています。

  • 買取価格は1500円~5000円程度
  • 使用済みだと上限100円前後

基本的に高額の額面の上、郵便以外の目的で使われていたことから希少価値が高くなっています。そのため買取額にも期待できるでしょう。

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第一次新昭和切手とは~発行された経緯や歴史的背景~

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第一次新昭和切手とは昭和21年~昭和22年にかけて発行されていた切手です。ごく短い期間で発行されていただけに、希少価値がついているものもあります。特徴としては戦後の混乱している時期に発行されたことでしょう。

  • 目打ちがない
  • 裏糊がないものがある

といったように切手の製造にも簡略化されているのです。第二次大戦前に発行された切手は、図案にも国民の戦意を高揚させるようなものが多くなっていました。

ですが第一次新昭和切手はGHQの管理化にあり、そうした軍国主義的なデザインは廃止されたのです。そのため第一次新昭和切手からはデザインが、かなり一新されたと言えるでしょう。

能面や金魚、風景などのようなデザインが採用されることになり、多様な切手が発行されるようになっています。

まとめ

切手

第一次新昭和切手についてのまとめ情報でした。第一次新昭和切手は終戦直後の時期に発行された切手になります。

戦後で物資が不足する中で発行されたものだけに、裏糊がなかったり目打ちがないなどの特徴を持っています。

買取価格としては全体的に額面以上のプレミアがついています。特に高額の額面となっている50円と100円は希少価値が高く、未使用品のバラ1枚でもそれなりの価格で買取をしてもらえるでしょう。