切手の種類

【第一次昭和切手】全19種の買取価格は?鑑定価値&売買相場《まとめ》

日本切手

大正時代の最後に発行された切手から、切手のデザインも随分と多様化するようになってきます。その路線を引き継いだのが第一次昭和切手です。

1937年~44年まで発行されていた切手で、額面別に全部で19種類があります。この第一次昭和切手の買取額について調べてみました。

戦前に発行されていた切手になるため、植民地の風景なども図案として採用されているのが特徴です。全体的に額面以上のプレミアがついていますが、どの程度か確認しましょう。

【全19種類】第一次昭和切手の買取価格・鑑定価値・売買相場《一覧表》

第一次昭和切手は額面別に全部で19種類が発行されたものです。意外と高値がつくというケースも多いのですが、相場としてはどの程度になるのでしょうか。ここでは実際の買取価格などを見ていきます。

①【第一次昭和切手5厘】鑑定価値と買取価格相場

第一次昭和切手5厘 時代 1937年
価値 D
相場 未使用品は20円~80円程度
コイル切手バラ1枚で400円前後
初日カバーだと4000円程度が上限
額面・種類 5厘・朱印船
画像出典 日本郵便趣味協会

第一次昭和切手の額面5厘のデザインは朱印船が描かれています。切手の左右に目打ちがないものは、コイル切手と呼ばれるものです。これはコイル状に巻かれた状態で販売された切手になります。

  • 未使用品で買取価格は20円~80円程度
  • コイル切手の場合だとバラ1枚で400円前後
  • 初日カバーだと4000円程度が上限

買取価格としては初日カバーが最も値をつけるでしょう。未使用品だと数を売りに出すのをおすすめしておきます。

②【第一次昭和切手1銭】鑑定価値と買取価格相場

第一次昭和切手1銭 時代 1937年
価値 D
相場 買取価格は50円~200円程度
初日カバーは美品で4500円程度
額面・種類 1銭・稲刈り
画像出典 日本郵便趣味協会

第一次昭和切手の額面1銭には、稲刈りをしている人が描かれています。当時は主に120g~240gまでの郵便物に使われていました。また現在はありませんが、第5郵便物という区分けでも使われていたそうです。

  • 買取価格は50円~200円程度
  • 初日カバーは美品で4500円程度

未使用品の買取価格は美品でも200円程度にしかなりません。初日カバーで美品のものだと5000円近くの査定が出る可能性もあります。

③【第一次昭和切手2銭】鑑定価値と買取価格相場

第一次昭和切手2銭 時代 1937年・1944年
価値 D
相場 前期発行分は15円~50円程度
後期発行分で100円~400円程度
初日カバーは美品で4500円前後
額面・種類 2銭・乃木大将
画像出典 日本郵便趣味協会

第一次昭和切手の2銭切手には、刷色が2種類あります。もともと発行されていたのはオレンジ色なのですが、1944年以降のものは朱色が強くなっているのが特徴でしょう。

  • 前期発行分の買取価格は15円~50円程度
  • 後期発行分で100円~400円程度
  • 初日カバーは美品で4500円前後

前期発行分よりは後期の方が期間が短かったため、買取額も高くなっています。また左右の目打ちがないコイル切手だと、だいたい400円前後が相場でしょう。

④【第一次昭和切手3銭】鑑定価値と買取価格相場

第一次昭和切手3銭 時代 1939年
価値 D
相場 未使用品は15円~50円程度
初日カバーは3500円前後が上限
額面・種類 3銭・水力発電所
画像出典 日本郵便趣味協会

第一次昭和切手の3銭には水力発電所が描かれています。当時は印刷書状の送付や第四種郵便物などに使われていたそうです。

  • 未使用品の買取価格は15円~50円程度
  • 初日カバーは3500円前後が上限

ここまで紹介した中では3銭切手の価値は高くありません。初日カバーでも買取額が下がっているので、売却を考えているのなら相場が下がらない早めの方がいいでしょう。

⑤【第一次昭和切手4銭】鑑定価値と買取価格相場

第一次昭和切手4銭 時代 1937年
価値 D
相場 バラ1枚は30円~100円程度
初日カバーでも4500円が上限
コイル切手1枚400円程度
額面・種類 4銭・東郷平八郎
画像出典 日本郵便趣味協会

第一次昭和切手の額面4銭には、東郷平八郎の肖像画が採用されています。東郷平八郎と言えば日露戦争での、バルチック艦隊を撃破したことが有名でしょう。国内だけではなく、海外にも名の知られた海軍軍人です。

  • バラ1枚の買取額は30円~100円程度
  • 初日カバーでも4500円が上限
  • コイル切手だと1枚400円程度になる

4銭切手もさほど買取額としては高くなりません。ですが初日カバーであったり、コイル切手ならば買取額もアップします。

⑥【第一次昭和切手5銭】鑑定価値と買取価格相場

第一次昭和切手5銭 時代 1939年
価値 D
相場 買取価格は50円~150円程度
初日カバーの美品は4500円前後
額面・種類 5銭・大正池
画像出典 日本郵便趣味協会

第一次昭和切手の5銭には上高地の風景がデザインされています。上高地は長野県の松本市にある山岳景勝地のことです。梓川の上流にあたる場所で国の文化財にも指定されていて、現在でも多くの人が訪れています。

  • 買取価格は50円~150円程度
  • 初日カバーの美品は4500円前後

当時の郵便料金に5銭という額面はありませんでした。そのため主に引受時刻証明料金として、この5銭切手が使われていたそうです。

⑦【第一次昭和切手6銭】鑑定価値と買取価格相場

第一次昭和切手6銭 時代 1939年
価値 D
相場 買取価格は100円~300円程度
初日カバーだと4500円前後
額面・種類 6銭・オーロワンピ灯台
画像出典 日本郵便趣味協会

第一次昭和切手の6銭に描かれているのは、オーロワンピ灯台になります。オーロワンピとは台湾最南端の岬のことです。ここに灯台があったことから、図柄として採用されています。当時は台湾も日本の植民地になっていました。

  • 買取価格は100円~300円程度
  • 初日カバーだと4500円前後

額面6銭の切手は主に6kgまでの市内小包郵便に使われていました。買取額としては高くありませんが、保存状態次第ですので保管には注意しておきましょう。

⑧【第一次昭和切手7銭】鑑定価値と買取価格相場

第一次昭和切手7銭 時代 1939年
価値 D
相場 買取価格は10円~80円程度
初日カバーで4500円前後になる
額面・種類 7銭・金剛山
画像出典 日本郵便趣味協会

第一次昭和切手の7銭にはクムガンサンが描かれています。クムガンサンとは朝鮮半島でも最大の観光地だった場所になります。漢字では金剛山と書きます。

  • 買取価格は10円~80円程度
  • 初日カバーで4500円前後になる

当時は朝鮮半島も日本に併合されていたことで、植民地となっていました。そのため切手の図柄としても観光地が採用されているのです。ただ希少価値はさほど高くないので、買取額も相応になります。

⑨【第一次昭和切手8銭】鑑定価値と買取価格相場

第一次昭和切手8銭 時代 1939年
価値 D
相場 未使用品は30円~100円程度
初日カバーの美品は5000円前後
額面・種類 8銭・明治神宮
画像出典 日本郵便趣味協会

第一次昭和切手の8銭には、明治神宮がデザインされています。当時は20g~40gまでの一般郵便などで使われていた切手です。

  • 未使用品の買取価格は30円~100円程度
  • 初日カバーの美品は5000円前後

買取額から分かるように希少価値は高くありません。それなりの数が現存しているので、少し珍しい切手程度になるでしょう。

⑩【第一次昭和切手10銭】鑑定価値と買取価格相場

第一次昭和切手10銭 時代 1938年
価値 D
相場 バラ1枚で100円~400円程度
初日カバーは5000円程度が上限
額面・種類 10銭・陽明門
画像出典 日本郵便趣味協会

第一次昭和切手の10銭は、日光東照宮の陽明門が図柄として採用されています。当時は主に書留や、外信ハガキなどに使われていたものです。若干ですが他の切手よりも希少価値が高くなっているのが特徴でしょう。

  • 買取額はバラ1枚で100円~400円程度
  • 初日カバーは5000円程度が上限

美品の10銭切手なら400円前後の買取価格が期待できます。初日カバーの美品だと1枚で5000円程度になるでしょう。

⑪【第一次昭和切手12銭】鑑定価値と買取価格相場

第一次昭和切手12銭 時代 1939年
価値 D
相場 未使用品で15円~50円前後
初日カバーも3000円が上限
額面・種類 12銭・航空機
画像出典 日本郵便趣味協会

第一次昭和切手には航空機がデザインされています。当時は主に20gまでの市内封書を速達で送る時に使われていたそうです。

  • 買取価格は未使用品で15円~50円前後
  • 初日カバーも3000円が上限

12銭切手の希少価値は買取価格から見ても高くありません。こうした切手を売却する時は、ある程度の数をまとめておく方がいいでしょう。複数買取だと買取額がアップする業者が多いからです。

⑫【第一次昭和切手14銭】鑑定価値と買取価格相場

第一次昭和切手14銭 時代 1938年
価値 D
相場 一般未使用品は20円~80円程度
コイル切手3000円~1万円程度
初日カバーは6000円がリミット
額面・種類 14銭・春日大社
画像出典 日本郵便趣味協会

第一次昭和切手の額面14銭には春日大社が図案として採用されました。一般的な14銭切手の希少価値は高くありませんが、コイル切手になると、一気に価格が跳ね上がるのが特徴でしょう。

  • 一般未使用品の買取価格は20円~80円程度
  • コイル切手だと3000円~1万円程度
  • 初日カバーは6000円がリミット

左右に目打ちのないコイル切手の美品だと、1万円前後の買取価格になります。通常切手でも美品の初日カバーなら、それなりの価格が期待できるでしょう。

⑬【第一次昭和切手20銭】鑑定価値と買取価格相場

第一次昭和切手20銭 時代 1940年
価値 D
相場 未使用品バラ1枚は30円~100円
初日カバーでも上限は4000円未満
額面・種類 20銭・富士と桜
画像出典 日本郵便趣味協会

第一次昭和切手の額面20銭には、富士と桜が採用されています。当時は主に外信書状用の切手として用いられていました。外国人にとって富士と桜は有名なモチーフだったことから、このデザインが採用されているそうです。

  • 未使用品バラ1枚の買取価格は30円~100円程度
  • 初日カバーでも上限は4000円未満

20銭切手は外国人コレクターからも人気がありそうに見えて、さほどではないようです。そのことは買取価格の低さから見ても、簡単に想像できるでしょう。

⑭【第一次昭和切手25銭】鑑定価値と買取価格相場

第一次昭和切手25銭 時代 1938年
価値 D
相場 バラ1枚は10円~50円程度
初日カバーだと4000円がリミット
額面・種類 25銭・法隆寺
画像出典 日本郵便趣味協会

第一次昭和切手の25銭は法隆寺が図柄として採用されました。当時の郵便局内における為替などに使われていたそうです。また8km~12kmまでの市外速達の追加料金などに用いられていました。

  • バラ1枚の買取価格は10円~50円程度
  • 初日カバーだと4000円がリミット

25銭切手も希少価値が高くない部類に入ります。1枚あたりの買取額が低いので、鑑定してもらうのなら数をまとめておくといいでしょう。

⑮【第一次昭和切手30銭】鑑定価値と買取価格相場

第一次昭和切手30銭 時代 1939年
価値 D
相場 バラ1枚は50円~200円程度
初日カバーのリミットは5000円前後
額面・種類 30銭・厳島神社
画像出典 日本郵便趣味協会

第一次昭和切手の30銭には厳島神社が採用されています。安芸の宮島として有名な観光地で、日本三景の1つです。海に浮かぶ大鳥居が有名で、現在でも国内外から観光客が訪れています。

  • バラ1枚の買取価格は50円~200円程度
  • 初日カバーのリミットは5000円前後

当時は8kmまでの市外速達料金がこの30銭でした。また航空便の料金用としても30銭切手が使われていたのです。

⑯【第一次昭和切手50銭】鑑定価値と買取価格相場

第一次昭和切手50銭 時代 1939年
価値 D
相場 買取価格は50円~100円前後
初日カバーは6000円が上限
額面・種類 50銭・鹿苑寺の金閣
画像出典 日本郵便趣味協会

第一次昭和切手の50銭には鹿苑寺の金閣がデザインされています。足利幕府の3代将軍であった義満が住んでいた場所で、死後に寺となりました。

金閣寺と言いますが実際には舎利殿を金閣と呼んでいて、舎利殿を含めた全体が金閣寺になります。

  • 買取価格としては50円~100円前後
  • 初日カバーは6000円が上限

未使用品の買取価格としては高くありません。ですが初日カバーが美品で6000円前後となるので、こちらだと買取額に期待が持てるでしょう。

⑰【第一次昭和切手1円】鑑定価値と買取価格相場

第一次昭和切手1円 時代 1939年
価値 D
相場 未使用品は100円~400円前後
初日カバーだと9000円がリミット
額面・種類 1円・鎌倉の大仏
画像出典 日本郵便趣味協会

第一次昭和切手の額面1円には鎌倉の大仏がデザインされました。長谷の大仏とも呼ばれるもので、高徳院にある阿弥陀如来像となります。ちなみに開山や開基について現在でも不明であるのも特徴の1つです。

  • 未使用品の買取価格は100円~400円前後
  • 初日カバーだと9000円がリミット

第一次昭和切手の中では未使用品でも買取額が高い部類です。特に初日カバーだと場合によっては、1万円近くの値をつけることもあるでしょう。

⑱【第一次昭和切手5円】鑑定価値と買取価格相場

第一次昭和切手5円 時代 1939年
価値 D
相場 買取価格は500円~2000円程度
初日カバーだと1万5000円
初期印刷版は5000円以上
額面・種類 5円・藤原鎌足
画像出典 日本郵便趣味協会

第一次昭和切手の5円には藤原鎌足が図案として採用されました。大化の改新の中心的な人物であり、後に続く藤原氏の始祖としても有名です。

第三次昭和切手も同じ図案が採用されていますが、そちらには目打ちがないので判別は簡単でしょう。

  • 買取価格は500円~2000円程度
  • 初日カバーだと1万5000円
  • 初期印刷版は5000円以上

第一次昭和切手の中では買取額も最高峰となっています。初日カバーも美品なら1万5000円近くになるので、希少価値の高い切手の1つです。初期印刷版は専門家でないと見分けがつかないでしょう。

⑲【第一次昭和切手10円】鑑定価値と買取価格相場

第一次昭和切手10円 時代 1939年
価値 C
相場 買取価格は500円~2000円程度
初日カバーは1万5000円前後
額面・種類 10円・梅花模様
画像出典 日本郵便趣味協会

第一次昭和切手の額面10円に採用されているのは梅花模様です。この梅花模様は元は蒔絵で描かれていました。当時の10円という額面は、かなり高額になります。そのため局内の電信や、電話料金の納付などに使われていたそうです。

  • 買取価格は500円~2000円程度
  • 初日カバーはリミット1万5000円前後

第一次昭和切手の中では最高額面となります。5円切手と同様に希少価値が高いことから、買取額にも期待が持てるでしょう。

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第一次昭和切手とは~発行された経緯や歴史的背景~

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第一次昭和切手は1937年~1944年まで発行されていたものです。額面は5厘~10円まで19種類も発行されました。昭和初期の時代は凹版印刷から凸版印刷へと変わっていく過渡期でもあったのです。

そのため同じ図柄の切手でも凹版と凸版が混在しています。現代のように統一性があまりないのが特徴の1つでもあるでしょう。

また特徴的なのはコイル切手です。コイル切手は販売時にコイル状になっていた切手のことを指します。年代的には戦時中にあたるため、世相としても不安な部分がありました。

そのため品質や供給そのものが安定しておらず、現在の買取価格にしても高いものと安いものの差が大きい切手だと言えるでしょう。

まとめ

日本切手

第一次昭和切手の買取価格についてまとめてみました。昭和の初期に発行されていた普通切手のことで、終戦前までのものを指します。

全部で19種類もの額面が発行されていますので、買取価格にしてもかなりバラツキがあるのが特徴です。額面としては円以上になると、買取額がアップしている傾向にあります。

その中で最も高値をつけるのは5円切手です。また全体的に初日カバーが高い買取額をつけているのも特徴の1つだと言えるでしょう。