【完品は10万以上!?】毛主席の長寿をたたえるの買取価格&鑑定価値!
中国では文化大革命を指揮した毛沢東に関係する切手が多く発行されています。その中の1つが毛主席の長寿をたたえるのです。
この切手は希少価値が非常に高く、状態が良ければ1枚で数万円で取引されている切手もあります。また未使用品はもちろんですが毛主席の長寿をたたえるの切手は使用済み切手でも買取されています。
ここでは毛主席の長寿をたたえるの切手の特徴や買取相場、そして少しでも高く売る方法についてまとめています。
毛主席の長寿をたたえるの買取価格・鑑定価値《平均相場一覧》
毛主席の長寿をたたえる切手は1967年に5月と9月の2回に分けて全8種類発行されており、それぞれ非常に高い価格で買取されています。ここでは毛主席の長寿をたたえる切手それぞれの特徴や買取価格についてまとめています。
【毛主席の長寿をたたえる(4分)】鑑定価値と買取相場価格
時代 | 1967年5月 | |
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価値 | D | |
相場 | 未使用:1,800円から6,000円 使用済:400円から1,300円 |
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額面・種類 | 4分 | |
画像出典 | なし |
毛主席の長寿をたたえる4分切手は、一次となる1967年の5月に発行されました。全8種類の中で唯一肖像画描かれていない切手で、第8回中央委員会・第11総会の冊子から引用された毛主席をたたえる言葉が使われています。
買取相場も高く、未使用切手で状態が並でも2,000円から3,000円で買取されています。もし状態の良い未使用品なら5,000円から6,000円ほどで取引されています。
また毛主席の長寿をたたえる4分切手は消印のある使用済みの切手でも価値が高く、保存状態が良ければ1,000円以上で買取されることもあります。
【紅衛兵を閲見・8分】鑑定価値と買取相場価格と基本情報
時代 | 1967年9月 | |
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価値 | D | |
相場 | 未使用:1,100円から3,900円 使用済:400円から1,300円 |
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額面・種類 | 8分 | |
画像出典 | なし |
紅衛兵を閲見8分切手は第二次となる1967年9月に発行された切手で、毛沢東主席が天安門広場に警備兵として配置されていた紅衛兵を閲見し右手を上げて挨拶している様子が描かれています。
毛主席の長寿をたたえる切手は相対的に買取相場が高いのですが、その中では紅衛兵を閲見8分切手の買取相場は低めです。
ただそれでも未使用品なら保存状態が並品でも1,100円から1,800円ほど、状態が良ければ2,000円から4,000円程で買取されています。
また消印がある使用済み切手でも買取可能で、相場は低くなりますが400円から1,300円程で買取されています。
【毛主席と人々・8分】鑑定価値と買取相場価格と基本情報
時代 | 1967年5月 | |
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価値 | D | |
相場 | 未使用:1,000円から3,300円 使用済:400円から1,300円 |
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額面・種類 | 8分 | |
画像出典 | なし |
毛主席と人々8分切手は第一次の1967年5月に発行された切手です。人民服と人民帽をまとった笑顔の毛沢東主席を太陽に見立てて、中国やベトナムの人々がそれを崇拝する様子が描かれています。
ちなみに毛主席と人々8分切手は中国では毛沢東は世界の中心の赤い太陽である、と呼ばれています。毛主席と人々8分切手は毛主席の長寿をたたえるの切手の中では最も買取相場が低くなっています。
それでも状態の良い未使用品で2,000円から3,000円程、並品であっても1,000円から2,000円で買取されています。また使用済み切手については保存状態が良ければ1,000円以上で取引されています。
【毛主席の詩・8分】鑑定価値と買取相場価格と基本情報
時代 | 1967年5月 | |
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価値 | D | |
相場 | 未使用:1,500円から4,800円 使用済:400円から1,300円 |
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額面・種類 | 8分 | |
画像出典 | なし |
毛主席の詩8分切手は第一次の1967年5月に発行された切手です。切手上部に毛沢東主席の肖像画が太陽のように描かれており、下部には赤い旗と金色で毛主席の筆跡のままの詩が描かれています。
毛主席の詩8分切手は8分切手の中では比較的買取相場が高く、保存状態が良い未使用切手だと5,000円近くで買取される可能性もあります。また並品でも未使用切手なら1,500円から2,500円程の買取相場になっています。
比較的価値が高めの毛主席の詩8分切手ですが、使用済み切手となると価値は下がり、他の切手同様に状態によって400円から1,300円程の相場です。
【毛主席・8分】鑑定価値と買取相場価格と基本情報
時代 | 1967年9月 | |
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価値 | D | |
相場 | 未使用:1,500円から5,000円 使用済:500円から1,500円 |
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額面・種類 | 8分 | |
画像出典 | なし |
毛主席8分切手は第二次となる1967年9月に発行された切手の1つです。デザインは青空の下で天安門から遠くを眺めている人民服と人民帽をまとった威厳ある姿の毛沢東主席が描かれています。
毛主席8分切手は他の8分切手よりも買取相場が高く、未使用切手なら保存状態が並でも1,500円から3,000円程で買取されています。もし保存状態が良好であれば、さらに鑑定価値が高くなり5,000円近くまで買取額がアップします。
また使用済み切手であっても、保存状態によっては1,500円程で買取される可能性があり、保存状態が並でも500円以上で買取される可能性が高いです。
【毛主席と紅衛兵・8分】鑑定価値と買取相場価格と基本情報
時代 | 1967年5月 | |
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価値 | D | |
相場 | 8分 | |
額面・種類 | 未使用:1,600円から5,500円 使用済:400円から1,300円 |
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画像出典 | なし |
毛主席と紅衛兵8分切手は第一次の1967年5月に発行された切手で、人民服と人民帽をまとった毛沢東と文化大革命を推し進めた紅衛兵が描かれています。
また切手の上部には中国語で全国的にプロレタリア文化大革命を実行しようというプロバガンダも書かれています。毛主席の長寿をたたえるの切手は、副主席であった林彪と2人が描かれた切手が価値が高いです。
それ以外では毛主席と紅衛兵8分切手が最も買取相場が高く、保存状態が良い未使用切手だと5,000円以上で買取される可能性があります。また保存状態が並でも1,600円から3,000円と高額になります。
【毛主席と林彪・8分】鑑定価値と買取相場価格と基本情報
時代 | 1967年5月 | |
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価値 | C | |
相場 | 未使用:4,000円から14,000円 使用済:1,800円から6,000円 |
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額面・種類 | 8分 | |
画像出典 | なし |
毛主席と林彪8分切手は第一次の1967年5月に発行された切手で、人民服と人民帽をまとった天安門広場で遠くを見据える毛主席と副主席である林彪が描かれています。毛沢東と林彪が2人描かれた切手は非常に人気で希少価値が高くなっています。
そのため毛主席と林彪8分切手は10分切手に次いで鑑定価値が高くなっており、保存状態が良い未使用品だと1万円から1万4,000円程の価値があります。また保存状態が並でも1枚で4,000円から1万円程での買取が期待できます。
また消印がある使用済み切手でも価値が高く、保存状態が良好なら5,000円から6,000円程の高額で取引されることもあります。
【毛主席の長寿をたたえる(10分)】鑑定価値と買取相場価格と基本情報
時代 | 1967年9月 | |
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価値 | C | |
相場 | 未使用:5,000円から18,000円 使用済:2,000円から6,500円 |
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額面・種類 | 10分 | |
画像出典 | なし |
毛主席の長寿をたたえる10分切手は最も額面が高い切手で、第二次の1967年9月に発行されています。デザインは今後の紅衛兵がどのように活躍するのかと希望を持って論議している毛沢東主席と副主席の林彪が描かれています。
額面もそうですが、希少価値も非常に高く未使用品だと1万円以上で取引されています。保存状態が良ければ1万8,000円程で買取される可能性もあります。仮に保存状態が悪くても5,000円近くでの買取も可能です。
また使用済み切手でも価値が非常に高く、保存状態によって差はありますが2,000円から6,500円ほどの高額で買取されています。
8種完品で10万円超えのプレミア価値あり”レア切手”
毛沢東主席に関連した中国切手はたくさん発行されていますが、その中でも毛主席の長寿をたたえるの切手は非常に希少価値が高くなっています。1967年の5月に第一次、9月に第二次が発行され合計で全8種類あり、それぞれが高額で取引されています。
単品で買取してもらったとしても数千円の価値があるのですが、8種完品となればさらに買取額が高くなり、それぞれの保存状態にもよりますが、10万円超えになることも少なくありません。保存状態が良ければ14万円で取引されたこともあります。
さらに言えば、消印がある使用済み切手でも6万円程で買取される可能性もあります。ですので、もし毛主席をたたえる切手を全8種類持っているのであれば、別々ではなくまとめて売却するといいでしょう。
「毛主席と林』の買取価格に期待大
毛主席の長寿をたたえる切手は全部で8種類あり、それぞれ毛沢東主席に関する図柄が描かれています。すべての切手が希少価値が高くなっているのですが、その中でも主席の毛沢東と右腕である副主席の林彪が描かれた切手は非常に買取相場が高くなっています。
毛主席と林副主席が一緒に描かれている切手は第一次の8分切手と第二次の10分切手の2種類あります。
どちらも保存状態が良好な未使用切手なら1枚で1万円以上の価格で買取される可能性が高いです。並品であっても5,000円以上ですので、買取価格には期待できます。
さらに言えば消印のある使用済み切手でも状態によっては5,000円近くで買取される可能性もあります。もし2種類お持ちの方は一緒に買取してもらえばさらに割増しで買取してもらえるかもしれません。
毛主席の長寿をたたえる切手を査定相場より高く売る『2つのコツ』
毛主席の長寿をたたえる切手は全8種類ありますが、どれも高額で取引される可能性があります。ですが少しでも高く売るにはいくつかのポイントがあります。ここでは査定相場よりも高く売る2つのコツを紹介しますので参考にしてみてください。
【方法1】8種類完品の状態、消印があっても諦めない
一般的な切手は消印があって使用済みとなると価値がなくなるものです。そのためいくら額面が高く価値が高い切手だとしても、無価値なものとして諦めてしまう人もいるかもしれません。
ですが、毛主席の長寿をたたえる切手は非常に希少価値が高い切手で、コレクターの間では消印があっても買取可能です。そのため切手の価値がわかる買取業者であれば買取できないということはまずありません。
それどころか全8種類完品の状態だと、高価買取も可能です。実際にこれまでは消印があっても8種類完品の状態で6万円という高額で買取された実績もあります。
買取価格については買取業者や保存状態によっても大きく差があるので、必ずしも6万円近い価格で買取してもらえるとは限りません。それでも高額で買取される可能性は十分にあるので諦めずに査定してもらいましょう。
【方法2】買取相場より高く売るなら買取専門業者『バイセル』がおすすめ
毛主席の長寿をたたえる切手とは~製造発行の背景や価値について~
毛主席の長寿をたたえる切手は1967年に第一次と第二次に分かれて合計8種類発行された中国切手です。毛沢東が描かれた切手はこれ以外にもありますが、主に文化大革命時代に発行されており、毛主席の長寿をたたえる切手もその時代に発行されました。
文化大革命時代にはたくさんの切手が発行されていますが、この時代は切手の収集が禁止されており、収集目的で海外へ持ち出すことも禁止されていました。
ポイント
そういった歴史的背景もあり、毛主席の長寿をたたえる切手も基本的に収集目的では購入されていなかったため、現存枚数は決して多くはありません。そのため、毛主席の長寿をたたえる切手は非常に高額で取引されています。
中国切手は中国の経済発展とともに価格がどんどん高騰し、高値で取引されていました。現在は中国経済の成長の伸びも止まってしまい、切手コレクターも少なくなっている背景もあり、毛主席の長寿をたたえる切手もピークよりは下がってきています。
まとめ
このように、毛主席の長寿をたたえる切手は中国切手の中でも特に希少価値が高くなっている切手です。単品でも高額で買取できますが、もし全8種類完品でお持ちの方は未使用・使用済み関わらずかなりのプレミア価格で取引されるでしょう。
貴重な切手ですので大切に保管しておくのもいいですが、保存環境が悪いと劣化してしまい価値が下がってしまいます。
そのためもし売るおつもりならば、中国切手の買取相場が下落傾向にある今売ってしまうのも高く売る1つの方法でしょう。