切手の種類

【第二次動植物国宝図案切手】買取価格は?全18種の鑑定価値を公開!

切手

昭和27年~昭和34年までの間に発行されていた普通切手が、第二次動植物国宝図案切手になります。額面は1円~500円までになっていて、合計で18種類が発行されました。

この第二次動植物国宝図案切手の買取価格について詳しく見ていきます。18種類もあるため、すべてに額面以上のプレミアがついている訳ではありません。

ですので1枚ずつ詳細を確認していきましょう。

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【全18種類】第二次動植物国宝図案切手の買取価格・鑑定価値《売買相場一覧》

第二次動植物国宝図案切手には、額面別で18種類が発行されました。中には希少価値が高いものもありますが、額面次第ではさほどプレミアがつかないものもあります。そこで1つずつの切手について詳しく買取額を見ていきましょう。

①【第二次動植物国宝図案切手1円(前島密)】鑑定価値と買取価格相場

noimage 時代 1952年
価値 D
相場 未使用品の買取額は5円~30円程度
使用済みでも10円程度
額面・種類 1円
画像出典 なし

第二次動植物国宝図案切手で最小額面になるのが1円です。デザインに描かれているのは、前島密の肖像画になります。日本の郵便制度を作った人で、このことから郵便制度の父と呼ばれることもある人物です。

  • 未使用品の買取額は5円~30円程度
  • 使用済みでも10円程度

額面以上のプレミアはついていますが、買取価格そのものはさほど高くありません。ただ切手の下に印刷局製造という耳が付いていると、買取価格も1000円前後にまでアップするでしょう。

②【第二次動植物国宝図案切手2円(秋田犬)】鑑定価値と買取価格相場

noimage 時代 1953年
価値 D
相場 買取価格はよくて5円前後
使用済みも同じく5円前後
額面・種類 2円
画像出典 なし

第二次動植物国宝図案切手の額面2円には、秋田犬が採用されています。秋田犬といえば日本犬では唯一となる大型犬です。忠犬ハチ公が秋田犬であったことも有名ですが、近年では外国からの人気も高くなっています。

  • 買取価格はよくて5円前後
  • 使用済みも同じく5円前後

保存状態次第では買取拒否となることもあります。希少価値が高くないため、基本的にはシリーズでまとめて買取に出すといいでしょう。

③【第二次動植物国宝図案切手3円(ホトトギス)】鑑定価値と買取価格相場

noimage 時代 1954年
価値 D
相場 未使用品の買取価格は5円程度
使用済みでも5円前後
額面・種類 3円
画像出典 なし

第二次動植物国宝図案切手の額面3円では、ホトトギスがデザインされています。発行枚数が多かったこともあり、希少価値としてはほぼありません。

  • 未使用品の買取価格は5円程度
  • 使用済みでも5円前後

ほぼ希少価値がないため、買取価格も低くなっています。そのため他の切手と一緒に買取に出すようにすると、業者によっては多少の色をつけてくれるでしょう。

ちなみにホトトギスは、和歌のテーマとしてもよく詠まれている鳥です。

④【第二次動植物国宝図案切手4円(石山寺多宝塔)】鑑定価値と買取価格相場

noimage 時代 1952年
価値 D
相場 バラ1枚の買取価格は50円~140円程度
使用済みだとよくて10円前後
額面・種類 4円
画像出典 なし

第二次動植物国宝図案切手の4円にデザインされているのが、石山寺の多宝塔になります。第一次動植物国宝切手にも同じデザインのものがありますが、刷色と額面が異なるので判別は難しくありません。

  • バラ1枚の買取価格は50円~140円程度
  • 使用済みだとよくて10円前後

ここまで紹介した中では、若干ですが買取額が高くなっています。デザインされている石山寺の多宝塔は、国宝であり日本3塔の1つにも数えられている建造物です。

⑤【第二次動植物国宝図案切手5円(オシドリ)】鑑定価値と買取価格相場

noimage 時代 1955年
価値 D
相場 買取価格は額面と同じ5円程度
使用済みだと10円が限度額
額面・種類 5円
画像出典 なし

第二次動植物国宝図案切手の5円の図案に採用されたのはオシドリです。オシドリと言えば、仲の良い夫婦のことを指す慣用句に使われています。ですが実際のオシドリは毎年パートナーを変えるそうです。

  • 買取価格は額面と同じ5円程度
  • 使用済みだと10円が限度額

5円切手も希少価値はほぼありません。そのため未使用品だと良くて額面と同じ5円でしょう。ただしコイル切手や切手帳としても発行されていて、そちらならば5円よりも高値がつきます。

⑥【第二次動植物国宝図案切手8円(カモシカ)】鑑定価値と買取価格相場

noimage 時代 1952年
価値 D
相場 未使用品の買取額は額面である8円が基本
使用済みだと10円が上限
額面・種類 8円
画像出典 なし

第二次動植物国宝図案切手の額面8円は、カモシカがデザインとして描かれています。日本では古くから親しまれてきた動物の1つで、日本書紀にもカモシカの表記があるほどです。

  • 未使用品の買取額は額面である8円が基本
  • 使用済みだと10円が上限

カモシカの描かれた8円切手も希少価値は高くありません。ただし印刷局製造の耳がついている場合は、買取価格も状態次第ですが1500円程度まで期待できます。

⑦【第二次動植物国宝図案切手10円(観音菩薩像)】鑑定価値と買取価格相場

noimage 時代 1953年
価値 D
相場 未使用品のバラ1枚で50円~300円程度
使用済みだと10円がリミット
額面・種類 10円
画像出典 なし

第二次動植物国宝図案切手の額面10円には、観音菩薩像がデザインされました。第一次の動植物国宝切手にも同じ図柄があります。観音菩薩というと堅苦しい感じがありますが、一般的に言われる観音様のことです。

  • 未使用品のバラ1枚で50円~300円程度
  • 使用済みだと10円がリミット

買取価格としては若干ですが高めの部類に入ります。ただしコイル切手と切手帳の発行もあり、そちらの方が買取価格の相場は高いです。

⑧【第二次動植物国宝図案切手14円(姫路城)】鑑定価値と買取価格相場

noimage 時代 1956年
価値 D
相場 未使用品の買取価格は50円~400円程度
使用済みでも20円~100円前後
額面・種類 14円
画像出典 なし

第二次動植物国宝図案切手の14円では、姫路城がデザインに採用されています。14円切手は縦長ではなく、姫路城のデザインを活かすために横長になっているのが特徴でしょう。

  • 未使用品の買取価格は50円~400円程度
  • 使用済みでも20円~100円前後

姫路城のデザインも第一次動植物国宝切手と同じものです。額面が銭ではなく、円の表記になっているので判別は難しくありません。使用済みでも多少は買取額が高くなっているのがポイントでしょう。

⑨【第二次動植物国宝図案切手20円(中尊寺金色堂)】鑑定価値と買取価格相場

noimage 時代 1954年
価値 D
相場 未使用品バラ1枚の買取額は10円~100円程度
使用済み切手だと10円がリミット
額面・種類 20円
画像出典 なし

第二次動植物国宝図案切手の20円には、中尊寺の金色堂が描かれています。奥州藤原氏ゆかりの寺として有名です。平安時代の工芸の粋を集めて作られたのが金色堂になります。

  • 未使用品バラ1枚の買取額は10円~100円程度
  • 使用済み切手だと10円がリミット

額面の割には希少価値が低く、買取額も高くありません。ちなみに1967円以降にも、同じ中尊寺の金色堂をモチーフにした切手があります。ただデザインが違うので判別は簡単です。

⑩【第二次動植物国宝図案切手24円(平等院鳳凰堂・紺色)】鑑定価値と買取価格相場

noimage 時代 1957年
価値 D
相場 買取価格としては150円~1000円程度
使用済みでも50円~200円前後
額面・種類 24円
画像出典 なし

第二次動植物国宝図案切手の額面24円は、平等院鳳凰堂がデザインされました。この24円切手も縦長ではなく、横長のデザインとなっているのが特徴です。

  • 買取価格としては150円~1000円程度
  • 使用済みでも50円~200円前後

第二次動植物国宝図案切手の中では、買取額も高めになっています。図柄そのものは第一次動植物国宝切手にも同じものがあり、違いは額面の単位が銭か円かという点です。

⑪【第二次動植物国宝図案切手30円(平等院鳳凰堂・茶色)】鑑定価値と買取価格相場

noimage 時代 1959年
価値 D
相場 買取価格は300円~2400円前後
使用済みの買取価格は50円程度が上限
額面・種類 30円
画像出典 なし

第二次動植物国宝図案切手の額面30円は、24円と同じく平等院鳳凰堂が描かれています。縦長ではなく横長である点も同じなのですが、刷色が茶色と大きな違いがあるのです。

  • 買取価格は300円~2400円前後
  • 使用済みの買取価格は50円程度が上限

24円切手よりも30円切手の方が、買取価格は高めになっています。美品であれば2000円を超えることも珍しくありません。ただ使用済み切手の場合はかなり値段が下がります。

⑫【第二次動植物国宝図案切手35円(金魚)】鑑定価値と買取価格相場

noimage 時代 1952年
価値 D
相場 使用済みの買取価格は上限で10円程度
額面・種類 35円
画像出典 なし

未使用品のバラ1枚は200円~500円程度第二次動植物国宝図案切手の35円は、金魚がデザインされています。金魚のデザインは戦後になって発行された切手で、よく採用されているものの1つです。平和的なデザインが戦後ということを強調しています。

  • 使用済みの買取価格は上限で10円程度

第二次動植物国宝図案切手の中では、比較的に買取額が高くなっています。ただし使用済みになると、極端に買取額が下がるので注意してください。

⑬【第二次動植物国宝図案切手45円(日光東照宮陽明門)】鑑定価値と買取価格相場

noimage 時代 1952年
価値 D
相場 買取価格はバラ1枚で50円~400円程度
使用済みの買取価格は10円が上限
額面・種類 45円
画像出典 なし

第二次動植物国宝図案切手の45円には、日光東照宮の陽明門がデザインとして採用されました。日光東照宮は徳川家康を祀っていることで有名です。そのメインとなるのが陽明門になります。

  • 買取価格はバラ1枚で50円~400円程度
  • 使用済みの買取価格は10円が上限

日光東照宮の陽明門も良く切手のデザインとして使われています。第三次の動植物国宝切手にも採用されているのですが、デザインや構図そのものが違っているので間違えることはないでしょう。

⑭【第二次動植物国宝図案切手50円(弥勒菩薩像)】鑑定価値と買取価格相場

noimage 時代 1952年
価値 D
相場 未使用品の買取価格はバラ1枚で50円~300円程度
使用済みになると10円がリミット
額面・種類 50円
画像出典 なし

第二次動植物国宝図案切手の額面50円には、弥勒菩薩像が描かれています。モチーフになっているのは、中宮寺の国宝である弥勒菩薩像です。聖徳太子ゆかりの尼寺が中宮寺で、奈良県の斑鳩町にあります。

  • 未使用品の買取価格はバラ1枚で50円~300円程度
  • 使用済みになると10円がリミット

第一次動植物国宝切手にも同じ図柄のものがあります。額面が銭ではなく円の表記になっているのが、第二次動植物国宝図案切手です。買取価格としては比較的に高めの部類でしょう。

⑮【第二次動植物国宝図案切手55円(まりも)】鑑定価値と買取価格相場

noimage 時代 1956年
価値 D
相場 買取価格は150円~1000円程度
使用済みだと40円前後
額面・種類 55円
画像出典 なし

第二次動植物国宝図案切手の55円には、まりもがデザインされています。阿寒湖に生息するまりもは美しい球状を作ることから、特別天然記念物に指定されています。ちなみに阿寒湖だけに生息するのではなく、東北から関西にかけて分布しているそうです。

  • 買取価格は150円~1000円程度
  • 使用済みだと40円前後

買取価格としては第二次動植物国宝図案切手の中で高めになっています。1967年以降にもまりも切手が発行されていますが、右下にはNIPPONという表記がされているのが特徴です。

⑯【第二次動植物国宝図案切手75円(オオムラサキ)】鑑定価値と買取価格相場

noimage 時代 1956年
価値 D
相場 未使用品の買取価格はバラ1枚で200円~500円前後
使用済みだと50円がリミット
額面・種類 75円
画像出典 なし

第二次動植物国宝図案切手の額面75円のデザインに採用されたのがオオムラサキです。オオムラサキは、日本の国蝶に指定されていることで有名でしょう。日本で最初に発見された蝶々で、日本以外にも中国などに分布しています。

  • 未使用品の買取価格はバラ1枚で200円~500円前後
  • 使用済みだと50円がリミット

額面以上という意味でもしっかりとプレミアがついている切手です。1966年以降にもオオムラサキの図案が採用されていますが、もちろん買取額も異なっています。

⑰【第二次動植物国宝図案切手100円(鵜飼)】鑑定価値と買取価格相場

noimage 時代 1953年
価値 D
相場 買取価格は300円~2000円程度
使用済みは10円が上限
額面・種類 100円
画像出典 なし

第二次動植物国宝図案切手の100円のデザインに採用されたのは鵜飼です。鵜飼は伝統的な漁法の1つで、日本でも古くから行われていました。日本書紀にもその記載があるほどなので、1400年以上の歴史を誇っています。

  • 買取価格は300円~2000円程度
  • 使用済みは10円が上限

第二次動植物国宝図案切手の中でも高値をつけているのが100円切手です。特に美品であれば、上限近い買取額になるでしょう。ただ使用済みについては、ほぼ買取価格がつきません。

⑱【第二次動植物国宝図案切手500円(八橋蒔絵)】鑑定価値と買取価格相場

noimage 時代 1955年
価値 D
相場 未使用品の買取価格は600円~4500円程度
使用済みだと10円前後
額面・種類 500円
画像出典 なし

第二次動植物国宝図案切手の最高額面が500円です。図案に採用されているのは八橋蒔絵螺鈿硯箱になります。江戸時代を代表する画家である尾形光琳による作品の1つで、国宝に指定されるほどの逸品です。

  • 未使用品の買取価格は600円~4500円程度
  • 使用済みだと10円前後

当時は500円という額が、かなり高額でした。そのため使う機会がなかったことから、希少価値が高くなっているのです。第二次動植物国宝図案切手では、最も高値をつけている切手でしょう。

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第二次動植物国宝図案切手とは~製造発行の背景や価値について~

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第二次動植物国宝図案切手は1952年~59年にかけて発行されていました。額面は1円~500円までの18種類があります。発行が終了した後でも一部の切手はコイル切手などで発行されていて、買取額も比較的に高値になっているのが特徴です。

色彩が豊かな切手が多く、デザインとしても美しいものが多いことから、高い評価を得ています。そうした評価の高さもあったのか、第二次動植物国宝図案切手の後にも、同様のデザインが幾つか発行されました。

買取価格としては全体期に見れば、額面以上となることが多いです。ただし額面の低いものは希少価値が低く、額面を超えるケースは稀でしょう。よほど保存状態が良くないと、額面を超えることはありません。

まとめ

切手

第二次動植物国宝図案切手の買取価格についてのまとめでした。昭和の中期に発行された普通切手の1つが、第二次動植物国宝図案切手になります。

額面が細かく別れていて、全部で18種類も発行されているのでシリーズで集めるコレクターも少なくありません。

買取価格については低い額面ほど希少価値がないため、価値もそこまで高くなりません。ですが高額面になってくると、希少価値が上がってくるため買取価格もアップしているのが特徴です。