切手の種類

【全12種】産業図案切手の買取価値は?鑑定価格&平均相場《まとめ》

切手と封筒

戦後になって発行された切手は、デザインが戦前と比べて一気に多様化していきます。その中の1つが産業図案切手です。

戦後の復興期に発行されたシリーズ切手で、当時の日本を支えた産業で働く人々の姿を描いたものになります。

この産業図案切手は、どの程度の買取価格になるのでしょうか。額面以上のプレミアがついているのは間違いありません。ですが中には高額になるような切手もあります。そこで1枚ずつの買取価格を調べてみました。

【全12種類】産業図案切手の買取価格・鑑定価値《販売相場一覧》

産業図案切手は全部で12種類の切手があります。額面ごとに別れているのですが、1枚ずつ買取価格が違っているのです。そこで額面ごとに産業図案切手の買取価格を詳しく確認していきましょう。

①【産業図案切手2円(農婦)】鑑定価値と買取価格相場

産業図案切手2円(農婦) 時代 1948年
価値 D
相場 バラ1枚の買取価格は20円~120円程度
使用済みなら10円程度
額面・種類 2円
画像出典 日本郵便趣味協会

産業図案切手で最小の額面になるのが2円です。デザインとして採用されているのは農婦となっています。この2円切手には選挙切手という種類もあるのです。赤色で選挙事務と赤色の加刷があるものを、選挙切手と呼んでいます。

  • バラ1枚の買取価格は20円~120円程度
  • 使用済みなら10円程度

選挙切手の使用済みだと高値がついています。未使用品のバラ1枚でも美品なら100円を超える買取額に期待が持てるでしょう。

②【産業図案切手3円(捕鯨)】鑑定価値と買取価格相場

産業図案切手3円(捕鯨) 時代 1949年
価値 D
相場 未使用品の買取価格は50円~300円程度
使用済みでも10円程度
額面・種類 3円
画像出典 日本郵便趣味協会

産業図案切手の額面3円には捕鯨の様子がデザインされています。1949年に改定された郵便料金に合わせて発行された切手です。1951年の8月以降に発行された同じデザインのものは、昭和すかしなし切手と呼ばれています。

  • 未使用品の買取価格は50円~300円程度
  • 使用済みでも10円程度

もともと日本では、沿岸地域で捕鯨が行われていました。その歴史は古く奈良時代には既にあったそうです。江戸時代には最盛期を迎えるのですが、明治時代以降は海外式の捕鯨となり、外洋に出た捕鯨が行われるようになりました。

③【産業図案切手5円(炭鉱夫)】鑑定価値と買取価格相場

産業図案切手5円(炭鉱夫) 時代 1948年
価値 D
相場 未使用品の買取価格は150円~1000円程度
使用済みだと10円程度
額面・種類 未使用品の買取価格は150円~1000円程度
使用済みだと10円程度
画像出典 日本郵便趣味協会

産業図案切手の額面5円には炭鉱夫が描かれています。日本では江戸時代の末期から行われていて、明治時代に入ってから採掘が本格的になっていきました。その後1970年代くらいまでは、一般的な職業の1つだったのです。

  • 未使用品の買取価格は150円~1000円程度
  • 使用済みだと10円程度

バラ1枚の未使用品でも美品なら1000円程度と、産業図案切手の中では高値をつけているのが特徴です。ただ同じ図柄のものが四国切手展記念小型シートなどにもあり、これらはまた別の買取価格になっています。

④【産業図案切手5円(茶摘み)】鑑定価値と買取価格相場

産業図案切手5円(茶摘み) 時代 1948年
価値 D
相場 未使用品バラ1枚の買取価格は300円~2200円程度
使用済みでも50円~500円程度
額面・種類 5円
画像出典 日本郵便趣味協会

産業図案切手の額面5円には、炭鉱夫とは別にもう1つ茶摘みという図案のものがあります。これは茶畑でお茶の葉を摘む女性が描かれたものです。

  • 未使用品バラ1枚の買取価格は300円~2200円程度
  • 使用済みでも50円~500円程度

5円切手の茶摘みは発行枚数が少ないことから、希少価値が高くなっています。それが買取価格にも如実に現れているのです。使用済みでも比較的に高めの買取価格となっているのも特徴の1つでしょう。

⑤【産業図案切手6円(印刷女工)】鑑定価値と買取価格相場

産業図案切手6円(印刷女工) 時代 1949年
価値 D
相場 買取価格は100円~500円程度
使用済みだとおよそ10円程度
額面・種類 6円
画像出典 日本郵便趣味協会

産業図案切手の6円には印刷工女がデザインされています。当時は第四種郵便物などに使われていたそうです。

  • 買取価格は100円~500円程度
  • 使用済みだとおよそ10円程度

あまり買取額としては高くなっていません。この印刷工女のデザインも1951年以降には、昭和すかしなし切手として発行されています。同じデザインですが買取価格も異なります。

⑥【産業図案切手8円(炭鉱夫)】鑑定価値と買取価格相場

産業図案切手8円(炭鉱夫) 時代 1949年
価値 D
相場 未使用品の買取価格はバラ1枚で100円~500円程度
使用済みについては10円が相場
額面・種類 8円
画像出典 日本郵便趣味協会

産業図案切手の8円は、5円と同じく炭鉱夫がデザインとして描かれています。5円ほどの希少価値はありませんが、産業図案切手の中では比較的に高い部類の買取価格です。

  • 未使用品の買取価格はバラ1枚で100円~500円程度
  • 使用済みについては10円が相場

炭鉱夫の図案は人気があったのか、他のシリーズでも採用されています。郵便切手帳や昭和すかしなし切手でも、同じ図柄のものが発行されているのが特徴です。

⑦【産業図案切手15円(紡績女工)】鑑定価値と買取価格相場

産業図案切手15円(紡績女工) 時代 1948
価値 D
相場 買取価格は10円~200円程度
使用済みでも10円が相場
額面・種類 15円
画像出典 日本郵便趣味協会

産業図案切手の額面15円の図柄には、紡績女工が採用されています。紡績女工といえば女工哀史が有名でしょう。細井和喜蔵のルポルタージュで、大正14年に発行されたものです。

  • 買取価格は10円~200円程度
  • 使用済みでも10円が相場

紡績女工の図案は長野逓信展記念小型シートにも採用されていて、そちらの方が希少価値が高いことから買取額もアップしています。プレミアはついていますが、さほど産業図案切手の希少価値は高くありません。

⑧【産業図案切手16円(穂高岳)】鑑定価値と買取価格相場

産業図案切手16円(穂高岳) 時代 1949年
価値 D
相場 買取価格は60円~450円程度
使用済みでも50円~300円程度
額面・種類 16円
画像出典 日本郵便趣味協会

産業図案切手の額面16円は縦長ではなく、横長の大型切手になっています。図案として採用されたのは穂高岳です。飛騨山脈にある日本第3位の山になります。初心者でも登れるコースがあり、登山でも人気です。

  • 買取価格は60円~450円程度
  • 使用済みでも50円~300円程度

外信船便書状の料金が改定されたことで発行された切手です。使用済みでも比較的に買取額が高いのが特徴でしょう。ただ業者によっては、使用済みの買取は拒否されることもあります。

⑨【産業図案切手20円(植林)】鑑定価値と買取価格相場

産業図案切手20円(植林) 時代 1949年
価値 D
相場 未使用品の買取価格は300円~2000円程度
使用済みだと10円前後
額面・種類 20円
画像出典 日本郵便趣味協会

産業図案切手の20円には、植林の図柄がデザインされています。1949年に郵便料金の値上げがありました。値上げの速達料金に対応するために、この額面20円の切手が発行されたという経緯があります。

  • 未使用品の買取価格は300円~2000円程度
  • 使用済みだと10円前後

産業図案切手の中では比較的に買取価格が高めになっています。ただし使用済みだと、ほぼ値がつきません。10円で買取してもらえれば御の字でしょう。

⑩【産業図案切手30円(郵便配達)】鑑定価値と買取価格相場

産業図案切手30円(郵便配達) 時代 1949年
価値 D
相場 買取価格はバラ1枚で350円~2500円前後
使用済みだと10円が限度
額面・種類 30円
画像出典 日本郵便趣味協会

産業図案切手の額面30円には郵便配達員の図がデザインされました。配達員が郵便を配っているところを図にしたものです。同じ図柄のものは1951年以降に、昭和すかしなし切手として発行されました。

  • 買取価格はバラ1枚で350円~2500円前後
  • 使用済みだと10円が限度

比較的に買取価格が高めになっている産業図案切手の1つです。ただし使用済みの切手については、ほぼ価値がありませんので注意しておきましょう。

⑪【産業図案切手100円(電気炉)】鑑定価値と買取価格相場

noimage 時代 1949年
価値 B
相場 バラ1枚の買取価格は4000円~3万円程度
使用済みだと20円~100円程度
額面・種類 100円
画像出典 日本郵便趣味協会

産業図案切手の額面100円には電気炉が描かれています。電気炉というのは製鉄をする時に使われるものです。電気炉を使った製鉄はリサイクルを主にしたもので、原料に鉄スクラップを使うのが特徴になります。

  • バラ1枚の買取価格は4000円~3万円程度
  • 使用済みだと20円~100円程度

産業図案切手の中で最も高額をつけています。未使用品の数が少ないことから、美品が見つかれば買取額にも期待できるでしょう。

⑫【産業図案切手500円(機関車製造)】鑑定価値と買取価格相場

noimage 時代 1949年
価値 B
相場 買取価格は4000円~2万5000円程度
使用済みだと40円~200円程度
額面・種類 500円
画像出典 日本郵便趣味協会

産業図案切手の最高額面が500円になります。デザインに採用されているのは、機関車製造です。機関車と言えば戦前に使われていたイメージがありますが、実は1976年まで使われていました。つまり40年ほど前までは現役だったのです。

  • 買取価格は4000円~2万5000円程度
  • 使用済みだと40円~200円程度

産業図案切手の中だと100円切手の次に、買取価格が高いものです。きれいな未使用品は現存数が少ないことから、希少価値がかなり高くなっています。

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産業図案切手とは~製造発行の背景や価値について~

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産業図案切手は1948年~1949年にかけて発行された普通切手です。戦後まもなく発行された切手であるため、物資が不足していて質としては高くありません。

また発行途中に用紙の一括変更があったことで、透かしのあるものとないものが混在しているのが特徴の1つでしょう。

日本の切手印刷技術も向上していったことから、初期は偽造防止の意味で透かしが入っていたのですが、その必要がなくなってきたという意味を持っています。

この用紙の違いによって買取額が変わることもあるので、必ず専門家に鑑定を受けるようにしてください。産業図案切手は普通切手として販売されたため、多くが日常的に使われていました。

そのため使用済みなら見つかることも珍しくないのです。ですので使用済みのものには、ほぼ希少価値がありません。

まとめ

切手と封筒

産業図案切手の買取価格まとめ情報でした。産業図案切手は戦後の復興期に発行されていた普通切手になります。

デザインが労働者で統一されていることから、1つのシリーズとしてまとまりがあってコレクターからも評価が高い切手です。

買取価格としては全体的に額面以上の高値がついています。ですが比較的に額面の低い切手の買取価格は、さほど高くなっていません。高額になっているのは100円切手と500円切手の2つです。